秋の空を
「さよなら、大地くん…」

「風子ちゃん!」

カラカラカラ…

風車の音がだんだん小さくなっていく。

そして音が消えた。

 ひゅうぅぅ…

風子ちゃんは行ってしまったんだ。

秋の終わりの風と一緒に。

冬の始まりの風と一緒に。


<終わり>
< 22 / 22 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

季節を旅する者

総文字数/7,431

恋愛(その他)50ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop