先生にキス
朝からずっとお母さんのことばかり考えていて、それどころじゃなかった…。



「今、指名したの分かってるか?」



えっ…指名されてたの?



全く知らないんですけど…。



生徒の視線が一斉に私の方に向けられる。




一体、なんの話をしてたんだろう??




「…すいません。分かりません。」



そう答えるしか他になかった。



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