狐面の主人



《…ッ!!



きッ、貴様…!!







何なのだそれは…ッ!!!》



妖狐達が、口々に叫び声を上げた。






















そこにいたのは、














人の姿の炎尾でも…

























みすぼらしい狐でもなく…


































神々しい輝きを放った、美しい銀狐だったのだ。




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