君の僕

彩斗と居ることで、
何故だか私は満たされた。

穴が開いた私の心の中が
彩斗で縫い合わされた。


「生きる意味は?」

そう聞かれたら、
迷わず答えられたと思う。

「彩斗がここに居てくれるから」


口調が荒くても、
いくら差があっても、
彩斗が居るから幸せだった。


…幸せだったんだよ

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