二匹の猫、一頭の竜
接続1
いつのまにか、
僕らは
空を飛んでいた
僕は
夢でも見ているのだろうか
「飛んでる……のか?」
横には
気絶した姉さんが
その頭の上には、
ペットのケルピーが
下には
森が、広がり
後ろには
件のし……もとい砦がだんだんと小さくなっていた
「…すっ、すっげー……」
僕らは、確かに、飛んでいた
いや
正確には
飛んでいるなにかに、
捕まった形だ
しかし
砦の兵隊ではない、
では、
いったい、だれが……?
僕は、恐る恐る
上を見た
そこには、
頭に小さな角と短めの髪
長い尻尾と大きなコウモリのような羽を持った
一糸も纏わない
素っ裸の女の子が
懸命に空を飛んでいた
その両の手には、僕らをの服の一部を掴み、
どんどんと前へ進んでいった
どんどんどんどんと
その姿は、
さながら
「……天使?それとも……
僕らは
空を飛んでいた
僕は
夢でも見ているのだろうか
「飛んでる……のか?」
横には
気絶した姉さんが
その頭の上には、
ペットのケルピーが
下には
森が、広がり
後ろには
件のし……もとい砦がだんだんと小さくなっていた
「…すっ、すっげー……」
僕らは、確かに、飛んでいた
いや
正確には
飛んでいるなにかに、
捕まった形だ
しかし
砦の兵隊ではない、
では、
いったい、だれが……?
僕は、恐る恐る
上を見た
そこには、
頭に小さな角と短めの髪
長い尻尾と大きなコウモリのような羽を持った
一糸も纏わない
素っ裸の女の子が
懸命に空を飛んでいた
その両の手には、僕らをの服の一部を掴み、
どんどんと前へ進んでいった
どんどんどんどんと
その姿は、
さながら
「……天使?それとも……