二匹の猫、一頭の竜
「?」

おっと

いつのまにか

僕は、独り言を呟いていたようだ

しかも、天使?〔仮〕ちゃんに

聞こえるくらいのでかい声で

すると、その子は笑いながら

「もう、だいじょうぶたよっ−−−−っ」

その笑顔は

とても眩しく

彼女の言葉の最後が

聞こえなくなるくらい

まっすぐな笑顔だった……。
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