二匹の猫、一頭の竜
更に数分後

弟が回復し

私は、着替えをして

そして、弟から今に至る、だいたいのあらすじを

聞いた。

〔内容は、私が気絶したあとでのことです〕

何でも、

あの子のおかげで

あの城〔実は砦だったらしい〕脱出することができ

〔弟が、頼んだらあっさり、OKしたらしい〕

更に、包帯を巻いてくれたのも、あの子なのだとか、
〔弟に教わりながらだけど〕

なぜ、そこまでしてくれたのか?

それは……

とてとてとてとてとてとてとてとて

「なにしてるのー、トトサマ、カカサマ」

「ぴぃーぃ」

そう、この子は、あたし達姉弟〔きょうだい〕を、父親、母親だと思い込んでいるようなのだ。

何でも、刷り込みとかいう、初めてみた、物を、親だと思い込む、あれのげんりだと弟が言ってた。

まあそんなこんなで

あらすじ、終わり!!
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