二匹の猫、一頭の竜
まー

ようは、牢屋を爆破させて脱出

というもので

因みにこれは

まー僕らの常套手段というやつだ

よって

当然、各種用途 ありとあらゆる、爆弾を持っている訳であり

僕ら姉弟の服も実は耐火仕様なのだ。

ただし

このように、派手な音を立てさせるには

二人の持つ全ての爆弾を使わなくてはならないため……

「どーすんのさー、これでつかまったら、完全にアウトだぞ、姉さん」

「だーいじょーぶよー、私に考えがあるからさー」

「ぴぃーぃ」

「ハァ、本当かねー」

まー結果を先に言うと

僕らは見事に捕まらずに逃げおおせたのだ

ただし

それは、

僕らにとっては全くの予想外の

オマケを付ける形で

達成されたのだった
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