BBS
当初は、もしかすると掲示板を立ち上げた少女の独り言のようなもの、だったのかもしれない。

彼女にしてみれば、人に言えないことを吐きだす場所、という位置づけだったのだろう。


そこへやってきた、友達と思われるゆかという少女。

ゆかは、むつみの愚痴を聞いてあげているように見えるが、果たして心の奥からむつみを心配していたのだろうか。

いや、最初は純粋にそうだったのかもしれない。


しかし、そこへ登場してきた、唯一の男、たくや。

この男の登場により、彼女たちの心に変化が現れたように思えた。
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