オレンジ色の空の下



あたしの頭の中でマイナス思考が駆け巡る……。





「お前、もう無理してんだろ?」



亮哉は優しく笑って
あたしの頭を撫でた。



……っ、何でバレちゃうんだろ……



「うん……」




あたしが返事すると
亮哉はあたしを抱きしめて言った。



「また…、今度頑張ろーなっ」


亮哉は優しく笑った。



同い年なのに…
あたしのが誕生日早いのに…



何で…
何でこんなにも亮哉は
オトナなんだろう………



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