らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
「すまないな。」



副社長が俺の肩を叩く。



「いいえ。」



「あのお方が、蘭子のお父様だよ。」



「そのようですね。」



「こんな時に申し訳ないが、俺は3日後に海外へ戻る。



君には、また今までの仕事に戻って貰う。



でも、何かあったら相談して来い。



俺は、君と蘭子の見方だから・・・。」



「ありがとうございます。


しかし、何故そんなによくして下さるのですか?」



「俺も同じ。自分の好きな人といたくて、



親の言う事を聞かなかったタイプだ。



まぁ、2人と同じだよ。」



そう言って、副社長は笑いながら社長と戸田さんを交互に見た。



やっぱり、社長の相手は戸田さんだったのか。



「ありがとうございます。


では、失礼します。」



そう言って、俺は社長室を出た。



~裕貴sideおわり~




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