らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
私はその日から、奈緒美さんが私の監視当番の日だけ



裕貴君に電話をする事が出来た。




「もしもし?裕貴君?」



「蘭ちゃん?こんばんは。」



「うんっ・・・ぐすっ。」



「また泣く・・・。」



優しく私に言う裕貴君。



「何も出来ないでごめんな。俺の力が無いばっかりに。」



「うううん?いいの!私なら大丈夫!」



「ちゃんとご飯食べてる?」



「もちろんだよ!このままじゃ太っちゃうかも!」



なんて嘘。



本当は、全然食事も喉に通らないよ・・・。



「蘭ちゃん!俺頑張って一人前の男に早くなるな。」



「うん!」



「いつか迎えに行く。」



「うん・・・。」



「蘭子・・・愛してるよ。



おやすみ。」



「うん、おやすみ。」



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