らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
「裕貴君?」



「蘭ちゃん!」



「逢いたかったぁ!逢いたかったよぉ!」



私は泣き崩れた。



「俺もだよ。蘭ちゃん。逢いたかった。」



私が泣いている間、ずっと裕貴君は私の頭を撫でてくれていた。



「ごめんな。本当にごめん。」



「うううん?私こそごめんね。」



「ここじゃなんだから、もう少し落ち着ける所にでも行こうか?」



「うん。」



そう言って、デパートに隣接するホテルに私達は行った。



< 118 / 155 >

この作品をシェア

pagetop