らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
私達はデパートの中のアクセサリー売り場を見ていた。



「どんなのが良い?」



「うーん、指輪とかどうです?」



「指輪・・・俺しないけど・・・。」



「そうですの?じゃあ、ネックレス?」



「それなら目立たなくていいかな?」



目立たなくっか・・・



私は皆に見せびらかしたいのにな。



まぁ、良いですわ。



どっちにしても、肌に離さず持てれば。



それにしても、なかなかこれって言うものがありませんわ。




とその時、



あっ・・・。



私は素敵なネックレスを見つけた。



「裕貴君これはどうですの?」



私が指したネックレス



それは、小さな銀色のホイッスルが付いているネックレスだった。



「これ俺がしても変じゃない?」



「大丈夫ですわ。ちゃんと男用もあるみたいですし。



こでにしましょう!裕貴君!」



「わかったこれにしようか。」



そう言って、私の分まで買ってくれた裕貴君。





そして、私達のタイムリミットまで後15分となった。



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