らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
挨拶をして他へ行ってしまった彼。



「お母様、あのお方はどなたですの?」



私は彼の方を指した。



「あなた、覚えてないの?市川隼人君よ?」



「私逢った事ありますの?」



「小さい時、何回かね。」



「またそのうち逢えるわ。」



そのうち・・・?



私はまた隼人さんに逢いたい。



早く逢いたい。



胸のドキドキは納まらなかった。







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