らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
「こんにちは。」



あっ、隼人さんと綾乃さん。



「こんにちは。」



この2人はみんなと違う。



だから私はこの人の前なら少し笑える。



「蘭子ちゃん、調子はどう?」



「調子は良いですわ。」



「今日はこれを持って来たの!」



持ってきてくれたのは、綾乃さんが焼いたケーキ。



「美味しそうですね!」



「一緒に食べましょ。」



「はいっ!」



「そういえば、私達来週海外に帰らなくてはいけないのよ。」



「えっ?」



私からまた大事な人がいなくなっちゃう・・・。



ん?



また・・・?



私の前から大事な人がいなくなった事があるの?




「そうですか。じゃあ、それまでにまた来て下さいね。」



「わかったわ!蘭子ちゃん!」



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