らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
私は彼に名前を聞いた。



「僕は三上裕貴と申します。」



すると彼は、胸元のネックレスを見せてくれた。



「これも、お揃いですよ?」



何だかこの人と逢うと嬉しい気がするわ。



ネックレスもお揃いなのね。



嬉しい。



あなたともっと一緒にいたい。



「ねぇ、裕貴さん?私の部屋へ行きませんか?」



「えっ?」



「何だか私、あなたともっとお話がしたいのよ!」



久し振りだわ。



こんなに気分が晴れたの。



こころから笑顔になれてる気がする。



「いいですよ?」



そう言って私は彼を自分の部屋へと導いた。



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