らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
私は部屋へ戻り裕貴さんに沢山の話を聞いた。



私、裕貴さんの恋人だったのね。



だから、こんなに落ち着くんだわ。



「裕貴さん、これからも遊びに来てくださる?」



「うーん・・・。



そうだ、これをあげるよ。」




そう言って、私にホイッスルをくれた。



「ここにRANって書いてあるだろ?これは君のものだよ。」



「そうなの?」



「何かあったら、これで僕を呼んで?」



「えっ?」



「淋しくなったらこれを吹いて?



思いが通じたら、またいつか逢えるよ。」




「うん。」



「じゃあ、僕はこれで帰るね。」



「うん。ありがとう。」



そう言って、私は彼を見送った。










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