らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
「どうぞ。」



私はドアを開けられ車の中へ入る。



もう既に、お父様とお母様は車の中にいた。



「蘭子、随分と洋服選びに時間が掛かってたじゃないか!」



「ふふふっ。お父様、女の子ですから当たり前ですわよ。」



なんて、本当は隼人さんと逢うからに決まってるじゃない。






車を走らせる事20分。



「着きました。」



そう言って、私はレストランの前で運転手が車のドアを開ける。



「いってらっしゃいませ。」



深々と頭を下げる運転手。




そして、私達はレストランの中へ入っていった。




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