らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
隼人さんがいなくなったテーブルは、



私の心の様に穴が開いた様で・・・



「市川さん!どういう事ですか!」



と怒るお父様に



「すみません・・・。」



と頭を下げるおじ様。



蘭子は・・・



蘭子の気持ちは・・・



まだ隼人さんを諦める事は出来ない!



「お父様、大丈夫ですわ。


そんなに言ったら、おじ様が可愛そうです。」



「蘭子・・・。」「蘭子ちゃん・・・。」



「楽しく今日はお食事しましょうよ。」



「そうだな。」



そう言って、隼人さん抜きの5人での食事が始まった。



そして、あまり言葉が弾まないまま・・・



その食事は終わった。



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