らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
裕貴君は両手いっぱいに食べ物を抱えて来た。



「これが、ピザで、これがホットドッグ。



あとは、ポテトにデザートにジュース!」



「こんなにどうしたんですの?」



「もうお昼だから、ここで食べようかと思って!」



時計を見ると12時近くになっていた。



蘭子は最初は「こんな所で食べるの?」と思ったが、



裕貴の美味しそうにホットドッグを頬張る姿に、そんな疑問も吹っ飛んでしまった。



「食べないの?」



「食べますわ!」



私も裕貴君のマネをしてホットドックを頬張ってみる。



「ん・・・?美味しい・・・。」



「だろ?」



「うんっ!」



ホットドッグを初めて食べた蘭子。



食べ辛いけど、すごく美味しく幸せの味がしたのだった。



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