らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
私達はそれから色々な乗り物に乗った。



私にとっての初体験がものすごく多く、



裕貴君にも乗り物にもドキドキしっぱなしだった。





「もう夕方だね。最後にあれに乗る?」



裕貴君が指した方向には、大きな観覧車があった。



「あの透明なゴンドラに乗って頂上でお願い事をすると、願いが叶うんだって。」



「本当ですの?乗りたいですわ!」



透明のゴンドラに並んでいる人は多かった。



「どうする?待つ?」



「裕貴君さえ宜しければ待ちたいですわ!」



「OK!」



そう言って待つこと45分・・・。



丁度夕日が沈む良い時間。



やっと私達の番がやってきたのだった・・・。





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