らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
最初は私達は真向かいに座った。



「綺麗~!」



夕日が沈んでいく中、下にある遊園地のネオンが少しずつ綺麗に光出している。



「蘭ちゃん、願い事決めた?」



「はいっ!」



私の願い事は・・・もう乗る前から決まっていた。




裕貴君は深呼吸を1回した後、



「僕の願い事・・・今言って良い?」



と言った。



「まだ、頂上じゃありませんわよ?」



「いいんだ。



これは、今言わなくてはいけないから・・・。



蘭ちゃん・・・頂上で・・・



キスして良い?」



「えっ?」







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