らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
私は現実に戻るのに時間が掛かった。



「蘭子様大丈夫でございますか?」



「う、うん・・・。」



「ご夕飯の準備が整いましたので、早く降りて来て下さいませ。」



「わかったわ・・・。」





夢の中で・・・あれは裕貴君と仕事をしていたって事よね。



それで、キスまで///



そうか!これね!



私も裕貴君とお仕事をすれば良いんだわ!



そうしたら、ずっと一緒にいられるわよね!



でも、習い事はどうしようかしら。



休むとお父様に怒られるわ。



それどころか働きたい何て言ったら、絶対反対される。



私は悩んだ。



そうだ・・・隼人さんに相談してみようかしら?



今更、何の用だと言われるかも知らない。



けれど、私にはこんな事を相談出来る相手が、隼人さんしか見付からなかった。




< 66 / 155 >

この作品をシェア

pagetop