らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
私は受話器を持った。



しかし、私は隼人さんの電話番号・・・知らない。



どうしましょう・・・。



あっ、おじさまなら教えて頂けるかも知れない!



プルルルル・・・♪


「はい。」



「おじ様?お久し振りです。私蘭子ですわ。」



「おぉ!蘭子ちゃん久し振りだな!」



「あの、おじ様?私、隼人さんの電話番号を知りたいんですの。」



「蘭子ちゃん・・・まさか君・・・まだ隼人の事を・・・。」



「違いますわ!私今度隼人さんが住んでいる所の近くに行きますの。



で、今までの事も謝りたいし・・・と思いまして。」



「そうなのか。すまないねぇ、蘭子ちゃん。



そんな気を使わなくて良いんだよ。



元はと言えばあいつが・・・。」



「いいえ、もう隼人さんの事を悪く言うのは止めて下さい。



私今・・・幸せですの。だから大丈夫ですわ。」



「そうか。」



とおじ様は笑いながら、隼人さんの電話番号を教えてくれた。




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