らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
「蘭子ちゃんお父様に電話してみたら?」



「はっ、はい・・・。」



プルルル・・・♪



「蘭子か?」



「はい、お父様。」



「どうかしたか?」



「お父様・・・今日お友達の家に泊まりたいの。」



「・・・・・誰なんだ?」



お父様の少しの間が私を余計にドキドキさせた。



「えっ?あっ・・・綾乃さん!隼人さんの婚約者の綾乃さん!



今日お誕生日なんですって!だから・・・。」



「あぁ、隼人君のね。分かったよ。



ちゃんとプレゼント買ってあげるんだぞ。」



「はっ、はい!お父様!」



「じゃあ、蘭子気を付けてな。」



ガチャッ。






・・・・・



どうしましょう。



私・・・お父様に嘘付いてしまったわ!!!




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