らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
~裕貴side~



「今日は仕事これで終わるぞ!」



「えっ?副社長?」



そう、いつもは定時のチャイムなんて気にしていない副社長が、



チャイムと共に席を立った。



「今日はちょっと用事があってな。」



「はい。」



「三上も、今日は蘭子を誘ってあげたらどうだ?」



「えっ?」



「蘭子が喜ぶぞ?」



「はっ、はい・・・。」



副社長は蘭ちゃんの事何でも知ってるのか?



俺と付き合ってるって事も・・・。



なら、心配する必要はないのか?



でも・・・蘭子って呼び捨てにするのは副社長でも・・・。



はははっ・・・やっぱり俺はまだ子供なんだな。





~裕貴sideおわり~




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