らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
それから月日が経ち、蘭子は高校生になった。



裕貴とはあれから1度も逢う事は無かった。





蘭子は、美しく成長した。



まつ毛が長くてぱっちりおめめ。



髪の毛はロングのふわふわパーマ。



横の毛を後ろでキュッと纏め、可愛いリボンをする。



そんな蘭子は誰が見ても可愛かった。






もちろん男の子にはモテたが、女の子にも人気があった。



話し方は時々お嬢様になる。



普通に話してもたまに癖で出てしまうのだ。



それでも頑張って普通に話そうとする蘭子に、皆は親近感を覚えた。



たまには、お嬢様だから、わがままも言う。



本人は気が付いていない。



けれど、それが「蘭子」と分かっている皆は、



全然気にせず、普通に接してくれた。








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