らぶ☆すとーりー 蘭子の恋の物語
裕貴君はこのホテルの部屋を取ってくれた。



「素敵ですわ!」



ここからも夜景が見えるんですもの。



私、夜景ってこんなに綺麗なものだと知りませんでしたわ。





あれ?裕貴君、何だか落ち着きがありませんわね。



「どうしましたの?裕貴君?」



「えっ?何も・・・。」



「あっ、シャワーでも浴びて来たら?」



シャワー?



ん・・・?



ん・・・・・???



私は今頃気づいてしまった。



学生の時、皆が話していた。



話にはあまりついていけなかったが、なんとなくは分かった。



ホテルに行って彼氏とあんなことこんなことしたって・・・。



「/////」



「どうしたの?蘭ちゃん?顔赤いよ?」



「いいえ!私シャワー先に浴びさせて頂きます!」




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