SUMMER DAYS -24's Outsider Love Songs-
One Fine Day
翌日の日曜の午後、僕はゆきなと近所の喫茶店でお茶をしていた。
「ホントに格好良かったよ」
「引いたでしょ?」
「引かないよ」
彼女は目を細めながら笑った。
「いつぐらいから来てたの?」
「早い曲の時だったよ、ギター弾きながら歌ってた」
(と言う事は3曲目の時か)
彼女は僕が捜すのを諦めてMCに入った次の曲の時には会場の最後列に居たらしい。
僕はステージ場でエクスプローラー・タイプのギターをかき鳴らしながら、マイクロフォンに向かって吠えている最中だった。
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