約束の場所~あたしとあの子と彼の恋~
「ならいいけど・・愛羅をあんま悲しませるなよ?
愛羅はお前を大事な親友だと思ってるんだからさ。」
何よそれ・・。
親友??
愛羅が私の?
そんなことあるわけない。
親友だったら・・
親友の好きな人を奪ったりなんかしないもん。
愛羅は・・
私が新田君を好きだと知ってて、新田君の誘いにのった。
そんなのが親友なわけないじゃない。
「彼氏もさぁ、彼女泣かせてんじゃねぇよ。」
そう言って新田君は帰っていった。