約束の場所~あたしとあの子と彼の恋~
あ!
あいつ・・・
鈴木に回してくれればいいのに・・・
俺が渡した紙を小さく丸めて、鈴木に向かって直接投げやがった・・。
鈴木の背中に当たって下に落ちたし・・・。
『他の奴が拾ったらどうすんだよ!!?』
違う奴が来ても困る。
鈴木じゃなきゃダメなんだ・・。
ホッ・・・
運良く、それに気付いた鈴木が落ちていた紙を拾った。
あ・・・・
その紙を、鈴木が開いて・・読んだ・・・。