約束の場所~あたしとあの子と彼の恋~
新田君を・・好きになりかけてるかもしれない・・・。
もしかしたら、忘れてただけでほんとはずっと好きだったのかも。
雪には申し訳ないけど・・。
もしそうなら、隆太とは別れなくちゃいけない。
雪にも・・・ちゃんと話さなきゃ。
「そろそろ駅だぞ?」
考え事をしていると、いつ間にか駅近くまで来ていた。
「お前さ・・あの後・・彼氏とどうなった?」
「まだ話してないんだよね・・。」
「そっか・・。」
隆太とはあれからまだ話していない。