約束の場所~あたしとあの子と彼の恋~
「最初はさ、新婚みたい!なんて浮かれてた。
幸せだったんだ・・すごく・・。
でも・・・振られちゃったんだ。
バイト先の子が好きになったみたいで・・家に帰ってこなくなったの。
だから私・・彼の家を出たの。
それから彼からの連絡は一切なかった・・。」
人を好きになる気持ちは、誰にも止められない。
その彼も、雪と一緒にいる時は幸せだったはず・・。
神様は意地悪だね・・。
「大樹は・・・その彼氏に似てたんだ・・・。
だから好きになったのかもしれない・・。」
その彼が忘れられないんだね・・。
でも、今度はあたしが雪を支えるから!