約束の場所~あたしとあの子と彼の恋~





「ごめん・・彼女が大事だから・・・。」








俺は、また香奈を振った。











「あの子が・・・そんなに大事・・?

あたしの方が・・大樹の事好きなのに!」









「あいつが俺をどう思ってようと・・・

俺はあいつが好きなんだ。


ガキの頃からずっと好きだったんだ。



やっと付き合えたんだよ・・。




頼むから邪魔しないでくれ・・。」













バシッ!







俺の左頬を叩いて、香奈は走り去っていった。






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