ミルティーノ~初恋の味~
その時、電話が鳴った。
 
宏から。
 
ま:「宏?今どこ?」
 
ひ:「ごめん。ちょっと用事で行けなくなった。ごめんね。ほんぢゃぁ、また~」
 
ま:「えっ、ちょっと!」
 
た:「なんやって?」
 
ま:「用事で来れんくなったやって!」
 
た:「マヂかよ。あいつら最悪。」 
 
ま:「うん…帰る?」
 
た:「俺はまだおるわ。」
 
ま:「えっ?誰か待ってるの?」
 
た:「待ってないよ。まりと話したい」
 
ま:「あはは。何それ。別にいいけど。」
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