私の部屋に…
幽霊と私の奇妙な生活


「ところでなんで鈴斗さんは幽霊になったの?」

私は遠慮する素振りも見せず彼に向かって言った。
え?少しは遠慮しろって?だってすっごく気になるんだもん。(笑)

「お前は気をつかうって言葉をしらないの?俺ちょっとびっくりしちゃったよ?」

そんなこと知らんわ!そんなことより今あたしが幽霊としゃべってる事の方がびっくりだわ。

そして彼は半笑いしながらこう言った。


「わかりまへん」


…ははっ!君は自分がなんで死んだかもわからないのかー!しかも死んだのに笑いながら言いますか?普通。


「とりあえず俺はどこで寝ればいいの?」


いやいや、さっきの話もう終わっちゃったの?もうちょっと話そうや(笑)



私は彼を冷めた目で見た。

彼は一言あたしに
「おそうよ」と言った。

あたしはこう言った。

あたしのベッドを使ってくださいと。
< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop