俺様キス
そこまで言うつもりはなかったんだけど、つい口が滑ったぁ――――。
でも、それくらいファーストキス奪うってのは大変なことなのだ!
って、ぅちそんなこと言っちゃったけど、今の状態から言うとやばス。
さっきも言ったとおり、私は壁と優耶くんにはさまれてる。
そして顔を見上げると、
今度ゎ、悲しそうな顔をして言うんだ
「そんなに、俺のこと嫌い??」
えっ?
なんか、かわいそうに思えてきた。
「うんん。でも、やっぱ嫌い。」
うわ、ぅちもうちょっとで許すとこだったぁ。
危ない危ない。
これは、優耶くんのお芝居お芝居!!
自分に言い聞かせる。