私の好きな人


しばらく他愛もない話をした。


最近起きた身近な事件とか、
可愛がっていた野良猫がどこか行ったとか。


お互いの個人情報は全く聞かずに。


質問も好みやどう思うなどの質問などで別にお互いに触れることはなかった。


私はそれから、寝てしまった。













「愁か………。」



私が寝たすぐあと、
夜追が呟いていたことを聞かずに私は夢の中にいた。



< 9 / 14 >

この作品をシェア

pagetop