花の傭兵
バードたちは昼食を取るため村の酒場に来た。

お昼どきのせいか人々でひどく混んでいる。
バードたちは、それぞれ盆に食べ物と飲み物を取り、テーブルが空くのをしばらく待つことにした。

しばらくすると4人がけのテーブルのうち2つが空いたので相席させてもらうために声をかけた。

「ここ、いいですか?」

「はい、いいですよ」

中年の男とその息子らしき親子が向かいにいた。

バードたちは腰を下ろして食べ始める。

なんとなしに親子の会話が耳に入ってきた。

「学校の方はどうなんだ?」

中年の男が10歳くらいの子供に聞く。

「まあまあかな?」

「しっかり頑張れよ、じゃ、次に来る時はまた連絡する」

中年の男は席を立っていった。

ここの生徒だな。こんな小さいのもいるんた。

バードは食べ物をヤールで流し込みながら思った。

ふふふ…




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