花の傭兵
夕食後、ローズたちはベッドに横になりお互いのことを話した。

「あたいさ～、やっぱり違う世界から来たみたい。みんなコスプレしてるだけってわけじゃないよな。なんで言葉が通じるんだろう。翼が生えているんだろう。もとのニッポンに帰りたいよ」

最後の方でキョウコは下を向いた。泣いているのかも知れない。

「ここでて翼のことをララミーの民に聞いてみましょう。それに長老のトンビは父親が黄金の国のニッポンの人だって言ってたわよ。きっと何かわかるわよ」

「ホント？じゃ、ここ出なきゃな。あのラーナスが出してくれそうなんだ。あたいくらいの妹がいて、やっぱりドワーフに捕まって殺されたんだって言ってた」

「それよ！かわいそうな妹になりましょう」

それから、ローズたちは遅くまで作戦を色々話あった。




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