花の傭兵
これは迷ったな。
バードはノースウェイン国に剣を納品に来て、帰りにバラ園があったのでちょっと入って見ているうちにどんどん奥に入ってたらしく迷ってしまったのだ。
バラは10歳のバードの背の高さくらいで見晴らしが悪い。
とっ、
黒髪の巻き毛の5歳くらいの少女にぶつかった。
「痛い!ママは…、ママはどこなの?」
うぇーん
「俺が探してあげるから泣き止めろ」
「ホント?」
少女は涙をぬぐって、緑の眼を見開く。
「肩車するぞ」
バードはそういって少女を持ち上げて肩の上に乗せた。
「あっ、ママがいた。あっちの方」
少女はバードたちの右手の方を指した。
バードが歩いて少女が指示を出し、歩いて、指示を出しという感じに行ってバラ園の中庭に出た。
バードはノースウェイン国に剣を納品に来て、帰りにバラ園があったのでちょっと入って見ているうちにどんどん奥に入ってたらしく迷ってしまったのだ。
バラは10歳のバードの背の高さくらいで見晴らしが悪い。
とっ、
黒髪の巻き毛の5歳くらいの少女にぶつかった。
「痛い!ママは…、ママはどこなの?」
うぇーん
「俺が探してあげるから泣き止めろ」
「ホント?」
少女は涙をぬぐって、緑の眼を見開く。
「肩車するぞ」
バードはそういって少女を持ち上げて肩の上に乗せた。
「あっ、ママがいた。あっちの方」
少女はバードたちの右手の方を指した。
バードが歩いて少女が指示を出し、歩いて、指示を出しという感じに行ってバラ園の中庭に出た。