◆紫色の恋空**先生の切ない恋**◆
「ありがとうございます。あいつら、何故かあーゆうのにはやる気で。」
「メイド喫茶って結構いいですね。今度行ってみようかなぁ…。」
「ははっ。種田先生なんか似合いますね、そういうとこ。」
「いや、ホント。沢田先生のとこのクラスは可愛い子が多いですけど、生徒だけど『萌ぇ~』ってなりますよ。」
「は、はぁ…。。」
なんてご機嫌なんだこの人は…。
それから、次々と帰ってきた男性教師達は、俺のクラスのメイド喫茶の話で盛り上がっていた。
そんなに人気なのか?
「それじゃあ、俺も回ってきます。」
そう言って、席をたった。
校内は、人で溢れていた。
お化け屋敷に、占い館、フォトスタジオまであった。
どのクラスも気合い入ってんなぁ…。
そんな事を思いながら、俺のクラスへと向かった。