◆紫色の恋空**先生の切ない恋**◆



こんなに嫉妬した恋は初めてかもしれない。



沖田が、クラスの男子と笑って話してたり、男子が沖田の肩や髪にちょっと触れたりしても…俺の嫉妬心が表へと出てくる。。



“俺の可愛い沖田に触んなっ!”



って心のなかで叫んでる。


“俺の”じゃないのに…沖田は。



彼氏がいるの分かってるのに、


いつか俺だけの沖田にしたいって、


願ってる自分がいる。



「さーて、仕事②。瞳達は遊び行っちゃったし、俺もサボりてぇ~。。」



隣で伸びをする角の言葉で、沖田達がいた方向を見ると、もう沖田達の姿はなかった。



あ、やば…。


マズいと思い、パッと隣りを見ると…


やっぱり…


めちゃくちゃしてやったり的な顔で、俺を見ているヤツ。



「角…、お前なぁ…。。」


「プッ、今思いっきりマズい!って顔したね~。沢っち~!」



こいつ…完全に俺の反応見て、面白がってるし。。



教師の俺を完全に、なめてんな…。



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