◆紫色の恋空**先生の切ない恋**◆
第3章
届いた招待状…
そんな日々が続いたある日、俺の心を大きく揺るがす…あるものが、届いた。
その日は部活を終え、久々に早く学校を出た。
「あ、先生。今帰りですか?」
「沖田。。」
帰り道の途中、夕飯を買いに寄ったスーパーで、私服姿の沖田と会った。
淡い紫色のパーカーを羽織り、ショートパンツ。親睦会の夜と同じおだんごの髪。
可愛い。。
「沖田、買い物か?」
見とれる前に、何か会話②。。
「うん。久しぶりにお母さん達が帰ってくるので、ごちそう作って待ってようと思って♪」
嬉しそうにそう話した沖田をみて、やっぱりまだ16歳の女子高生なんだと…改めて思った。
両親が海外出張で、いつも1人きりだからな…
嬉しいよな。