◆紫色の恋空**先生の切ない恋**◆
大学時代…
――――――――7年前。。大学3年
「やべ~、バイト遅れる!!」
俺は大学時代、なるべく親に金の面倒をかけたくないために、週5で居酒屋のバイトをしていた。
講義が終わると、バイトの時間が迫っていることに気づいて、急いで大学を出ようと走っていた。
「おーい、修二~。」
あ~もう!急いでんのに!
こういう俺が急いでるような状況にある時に限って、呼び止めるヤツがいる。
「何だよ、省吾。俺急いでんだよ!」
「まぁまぁ、落ち着いて。」
「バイト遅れる。」
「バイトと大事な親友とどっちが大切なんだお前は!」
「バイトだ!」
あ~~~、めんどくさいなコイツ~。。
てか、コイツは何で俺を呼び止めたんだよ。