◆紫色の恋空**先生の切ない恋**◆
俺のなかで止まっていた時間が、また動き出した。
また動き出したというより、リセットされて1からスタートした感じ。
俺が引きずっていた過去から、決別できたのは、奈々と省吾のおかげ。
でもそれ以上に、ここから前に進まなきゃいけないと気づかせてくれたのは、
紛れもない…俺の“特別な生徒”。
明日の俺は、
その“特別な生徒”であるお前を、
“特別だった生徒”にできるだろうか。
もう分かったんだ、俺は。
今の俺は、
お前のことをどう見てるのか、
どう想ってるのか・・・・。。
きっと俺は明日、この答えをはっきりさせる。
これからの俺のために・・・。