◆紫色の恋空**先生の切ない恋**◆
「怒るって、沖田は全然痩せてるだろ」
どっからどう見ても、沖田はスタイル抜群だ…。
脚も細くて長いし、腰なんかくびれてる。
それに、出るとこ出てるし…。。
って俺はどこまで批評してんだよ。
変態教師か!?
「そうですか?…二の腕とかぷるぷるしてますよ?」
「ばか、男にはそれがたまんねーって奴もいるんだぞ?」
「え、まぢですか?よかったぁ…」
俺も今、めちゃくちゃたまんねーってなったけど…。。
「あ!先生、何ですかそれ?」
沖田は俺が手に持ってるレモンウォーターを指差した。
あぁ、忘れてた。
「レモンウォーター。先生これ好きなんだよ。飲むか?まだ口付けてないし。」
「え!いいんですか!飲みたいです!」
そう言って嬉しそうに目を輝かせる沖田。。
俺はコップを2つ出して、レモンウォーターを分けて一つを沖田に手渡した。
渡す時、ちょっと手が触れた。。
それだけで俺はドキドキ…。。
ったくガキか!俺は。