◆紫色の恋空**先生の切ない恋**◆

近くて…遠くて…




学校前に8時半集合で、遅刻するやつもいなかった。


よしよし。


それから、一台のバスで親睦会の会場、キャンプ場へ向かった。



そのバスの中、



「沢っちー、着いたら何するのー?」



いつもより大人っぽくなった女子がポッキーをかじりながら聞いてきた。


私服だからな。


俺はその生徒のポッキーを一本盗みながら、



「スポーツだ!」



俺の言葉にその生徒を始め、周りにいた女子達は、えぇ~~~とか言ってるし。



今から行くキャンプ場には、グラウンドやテニスコートとかが併設してある。



使わなきゃ損だろ?







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