◆紫色の恋空**先生の切ない恋**◆
「先生?」
考え込んでいた俺を、不思議そうに見ていた沖田はいじわるな笑みを浮かべた。
「先生、今なんかマジ顔になってたよ?私に惚れちゃったぁ~?」
////。。
沖田ぁ…そんなこと言うなって。。
確かに、ネックレスを付けた沖田が…あまりにも綺麗で…その…見とれてたっつーの。。
「バカ。ほら、暗いし送ってから。帰るぞ。」
俺はケラケラ笑う沖田にコツンとすると、そう言って衣装部屋の電気を消した。
キャーと騒ぐ沖田。
今思ったけど…俺、沖田送ってくとか言ったよな。
どうしよ…。車ん中とか、密室すぎるだろ!!